CASATIカザーティー

  •  創業1920年の老舗。戦前からのイタリアンブランドで、いまや創業家のDNAを引き継いでいるブランドはほとんど残っていません。今は三代目のマッシモ・カザーティ。彼は、少年時代にジロ・デ・イタリアの覇者として知られるジャンニ・ブーニョと一緒に自転車レースを始めました。ブーニョがプロになる時に、マッシモは自分の才能に限界を感じて家業のCasatiの工房を継ぐことを決意、いまは溶接の達人である弟のルッカ・カザーティと一緒にCasatiの歴史を守っています。ここの芸術的な溶接の美しさは他の追随を許しません。滑らかな曲線美が特徴のフィレットブレージイングは、その真骨頂ともいえるかもしれません。

     北イタリアのコモ湖とミラノの間にある街、モンツァ。ここは歴史的に有名な街でもありますが、フェラーリの本社工場や、F1の開催されるサーキットもありイタリア自動車産業の中心地。最新の素材・技術の情報が入手しやすい土地柄とレース志向の強いマッシモは、常に最先端の自転車を追い続けていました。一方、多くの他のブランドが製造拠点をアジアや東欧に移してゆく状況下で、かたくなに本物のイタリアンハンドメイドにこだわり続け、自らの工房の火を維持し続けています。もちろんカーボンのフルオーダー可能。また、カーボンバイクを凌駕するような今迄のスチールバイクとは違ったビックリするようなスチールバイクも生み出しています。

     フルオーダーが可能です。なかなか、説明をうける機会がないかと思いますが、お気軽にお尋ねください。

     写真は、ステンレスフレームにフィッレットブレージングで仕上げたもの。銀の含有率が60%近い高価な材料を使用することで、低温溶接を可能にしています。まさにイタリアンクラフトマンシップ!